2014年2月28日金曜日

Metro in Madrid

マドリッドにも,どこの先進国の首都と同じように地下鉄が通っている。
確か1番から10番まで存在していて,およそマドリッドの中心部を網羅している。東京という世界有数の大都市に住んでいる人たちには物足りないかもしれないが,マドリッドは中堅都市だから,それほど不便を感じない。

だが,意外に深い位置にプラットフォームがあり,エレベーターが整備されていないので大きな荷物を持っていたりすると階段が巨大なモンスターと化す。
男性たちは良く,女性や高齢者の方々を手伝っている。
工事が長引き,エスカレーターが止まっているというのもご愛嬌だ。

それでも青,黄緑,赤,様々な色で地下鉄の行き先が区分けされ,市民の欠かせない足となっている。

当初,マドリッドに来たばかりの頃は,地下鉄に乗るのが恐怖であった。
ガイドブックに,記載されている,“スリに注意”という文字の羅列で頭が一杯だったからだ。

しかしながら,まわりが見えるようになると,また面白い事実に気がつく。

まず,あまり寝ている人がいない。治安の問題かもしれないが,東京ではいすに座っている場合10人中8人は寝ていた(何を隠そう私も頭を垂れていた)。
やはり,日本人は働き過ぎなのだろう。

第二に音楽が良く奏でられる。多くはこの不景気のおり,自らの生活の足しに特技を活かそうという者たちだ。ばれると警備員につかまるが,多くの市民は同情的。

今日は面白いものを観た。自分が立っていたドアから,松葉杖をついた物乞いのおじいさんが入って来た。みすぼらしい格好をしていた。

しかし,

地下鉄から出るとすっと松葉杖をつくのを止め自分の足でスタスタと歩いていった。

このずぶとさ,まだまだ自分が及ぶことのできない領域がある。



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